社長ブログ
ガスで作る料理は美味しいという神話
2023-01-11
アメリカメディア、ブルームバーグは、
ガスコンロが、有害な汚染物質を
室内に放出するとして、
ガスコンロは禁止されるべきだと
米国消費者製品安全委員会(CPSC)が
検討していることを報道しました。
ガスを扱うものとして、
まずこの報道に触れ驚いたのと同時に、
禁止することに値する根拠はどうなのかを
知りたいと率直に思いました。
報道の記事内では、コンロから出る物質で、
健康に悪いことが起こるその根拠として
50年にわたる研究結果を持つとのことですが、
そうであれば、ガスコンロ自体がここまで
なぜ普及してきたのかと思います。
もちろん、ガスを燃焼させれば
二酸化炭素を発生させ、さらにその他の燃焼物質も
発生することは周知の事実です。
そこで換気は重要であることが報道にも
書かれていますが、それは当たり前のことでしょう。
小さな部屋で換気もせずにガスコンロを燃焼させ、
「 これは危険だ!禁止すべきだ! 」となるでしょうか。
換気をしっかりすれば問題ないにも関わらず、
それ自体がおかしいという結論になること自体、
危険なことではないかと感じます。
報道の最後に次の通りの文章がありました。
原文のまま掲載しますが、
There is this misconception
that if you want to do fine-dining kind of cooking
it has to be done on gas,” Trumka said.
“It’s a carefully manicured myth.”
”素晴らしい料理はガスでしか作れないという誤解は、
巧妙に仕組まれた神話でしかありません。”とありました。
私はこの一文を見て、プロの料理人の人に
それをお聞きしたいと感じました。
逆にいうと、アメリカでも美味しい料理を
作る際には「 ガス 」と言われていることを
知ることができました。
それが神話だと揶揄する表現も
あまりにも極端ではないかと感じました。
今回の報道から、ゼロカーボンへの理解に
対してしっかりと学び伝えることが必要だと
改めて強く思いました。
宮川 浩

ブラジルでの暴動
2023-01-10
昨年の大統領選挙結果に端を発した
ブラジルでの暴動が心配されていた通りに
なってしまいました。
5000人もの支持者が
首都ブラジリアにある大統領府に押しかけ、
400人もの拘束された人がでてしまう事態は
看過できるものではありませんが、
報道から見えてくる様子では、
どうすることもできない暴徒化は
死者などが出ないのかと
思ってしまいました。
選挙結果に対しての不正疑惑が
起こるようでは、
なんの為の選挙かわかりません。
今回のような状況を見ながら、
しっかりとその根本から信頼を
得られるようにしなければと
思いましたが、その思いも程遠いのではと
感じてしまいました。
宮川 浩

大人とは
2023-01-09
成人年齢が18歳となり、
成人式が「 二十歳の式典 」と言う形で
いわゆるこれまでの成人式開催は
このスタイルに変わっているようですが、
18,19歳の成人となっている
世代の扱いと該当している若者達は
実際にどう感じていることでしょう。
既に大人となっている私たちには、
その微妙な感覚はわかり得ないかもしれませんが、
きっとそこには大きな差があることでしょう。
既に大人となり年数を重ねた年長者からみると、
まだまだ18歳は大人の入口であって、
知らないことばかりかと思います。
もちろん人によって、経験する内容差はありますが、
やはり年長者には適わない圧倒的な経験差があるのです。
成人の日というこの日に年長者の私から
大人に成り立ての若者達に伝えるとしたら、
「 どのような状況にあっても、年長者への敬意を
忘れず、自らを律することができる人になってほしい 」と
思いながら、大人になって既に多くの月日が経った
自分自身もそうであるべきと再認識しました。
どのような状況にあっても・・という表現ですが、
例えば、職場で年長者がいたとしても、
役職があるだけで傲慢な態度を取ったりする
ことがないようにしたいものです。
もちろん仕事上での上下関係はあるかもしれません。
しかし、それは仕事上での関係であって、
人対人での中で高圧的になるようなことは
あってはならないと思うからです。
それと逆に、年下だからといって、
その相手を見下したりすることがあったりします。
そこでも高圧的な態度になってしまう人も
少なくありません。
大人になり、年を重ねても、
周囲を敬い、そして周囲に感謝できる人。
そんな大人になってほしいと思います。
新成人になられた方々にエールを送りたいと思います。
宮川 浩

何かあったらどうするのか
2023-01-08
長野県茅野市で開催された
成人式に変わる
「 二十歳の式典 」の開催をめぐり、
中止要求と爆破予告が市役所に
郵便で届く中、警察が警備にあたり、
消防団、市の職員の方々が
警備に協力し開催したということを聞き、
よく開催したなぁと感じました。
私はこの開催の決断に関して、
本当に悩みに悩んだことと推察します。
もし何かあったらどうするのか。
今回開催したことで、
何もなかったからいいではなく、
開催したことに対しての批判も出される
可能性も少なからずあることでしょう。
もちろん結果的には何事もなく
済んだことでよかったですが、
同様な事例があった場合、
その判断は明らかに割れることでしょう。
今回のような爆破予告は、
愉快犯であるかわかりませんが、
多くの人たちの行動に影響を及ぼし、
それによって中止や延期などになったら、
その愉快犯の思うつぼになるわけで、
それに対してなんともスッキリしない
ことは明らかです。
今回、タイトルの何かあったらどうするのかという
ことに対して、関係者の皆さまが
一生に一度のお祝いをしてあげたいという
強い気持ちがあったからのことでしょう。
そんな方々に頭が下がります。
限られた時間の中で、
様々な対応をして開催まで漕ぎ着けた関係者の
皆さまはさぞかしホッとしたことでしょう。
昨日の飛行機爆破予告に続き、
爆破予告が横行しないことを願うばかりです。
宮川 浩

爆破予告の飛行機に乗っていたら
2023-01-07
成田発福岡行きのジェットスター機に
爆破予告の電話が入り、中部国際空港に
緊急着陸したという報道が入りましたが、
搭乗していた140名以上の方々の心境は
どうであったか、そしてどのように
機長は乗客に説明して飛行機から避難させたのか。
その時の恐怖と緊迫感は、
考えただけでも怖ろしいものですが、
報道では、飛行中はそれを告げられず、
着陸してから爆発物がある恐れがあるという
説明があったようですが、
機長も命を守る立場として、
相当のプレッシャーだったと推察されます。
最終的に、そのような爆発物は見つからなかった
ようですが、爆発物を探す際もどれほどの
恐怖と緊張であったことでしょう。
仕事とはいえ、これほど不確実で怖いものは
ないかと感じました。
爆破予告。 その容疑者は確保できるでしょうか。
模倣犯も出てくることがないように願います。
宮川 浩
