例年お花見宴会をお願いする
友人と話す機会があり、
いつもならば、ちょうどこの時期が
須坂ではお花見に最高の時期なのですが、
今年は早く咲き、そしてもう終わってしまったという
話になりました。
来年はお花見どうだろうと話しながら、
「 是非とも来年は宜しくお願い 」と言われ、
私もそうありたいと思いました。
今、お花見宴会なんて言葉を発することすら
頭がおかしいと言われます。
それは宴会を控えるという以前の話です。
あらゆる行事はもう不要なもの。
そんな乱暴に片づけられる気配です。
先日も、
人を集めるお祭りなんて不要でしょ。
どんど焼きのしめ縄集めも不要でしょ。
なんでも、なんの意味があるのかといい、
永年培われた歴史や人々の叡智の結晶でさえも、
いとも簡単に否定されることに恐怖を感じます。
周囲の花や樹々たちを見れば、
時期は多少ずれながらも一生懸命に芽を膨らませ、
そして生命力豊かに成長している姿に心が洗われるよう。
COVID-19に負けることなく、
人間である私たちも叡智を結集して打ち負かしたいものです。
5月になると咲く、ハナミズキが咲き始めました。
いつもより少し早いのがよくわかります。
宮川 浩