LPガスがやってきた!!
当社黎明期

昭和30年頃、LPガスの販売形態は10キロボンベに鋳物
コンロ、調整器のセットで価格は1万2千円。当時の大卒の
初任給がなんと1万3千円の頃です。
一般の家庭では、かまどで「まき」や「松葉」でご飯を炊き
あとは囲炉裏でお湯を沸かしているのが普通でした。
そんな中、創業者矢野圭吾は10キロボンベセットを自転車に
積み、一軒一軒今でいう訪問販売をしました。当時何せ高嶺の花。
各地域の有力者の方々から、何とかお使いいただけるように
なりました。
そんなお宅でもLPガスをお使いになるのは、お客様が来た時だけ。
LPガスを使っていることが「ステイタス」だったようです。
今ではあたりまえにお使いいただいているLPガスですが、
こんな時代もあったようです。
これからもみなさまに安全にLPガスをご利用いただくよう
社員一丸となり努力して参りますので、今後ともご贔屓のほど
よろしくお願い申し上げます。
LPガスはいつ頃から使われていたのか?

諸説ありますが昭和27、28年頃が家庭で初めてLPガスを
使い始めた時期と言われています。
今では当たり前に使われているLPガスですが、当時は
最先端の商品だったことと思います。
ガスは火力調整が容易であるので、薪のものとは
比べ物にならないものだったのでしょう。